ゼレンシキー大統領、NATO軍事委員会議長と会談

ヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領は7日、スチュアート・ピッチ北大西洋条約機構(NATO)軍事委員会議長とキーウ(キエフ)で会談した際、NATOによるウクライナへの注意とサポートにつき謝意を伝えた。

ウクライナ大統領府広報室が伝えた

ゼレンシキー大統領は、「私たちは、NATOがウクライナ情勢、東部情勢、被占領下クリミア情勢へ真剣な関心を抱いていることに感謝している。私たちの主権と領土一体性への恒常的サポートにつき、パートナーたちに感謝している。残念ながら、私たちは、現在ウクライナ東部、ドンバスにて困難に直面している。確かに、攻撃件数の増加を目にしている」と発言した。

大統領はまた、ウクライナは2020年7月27日の現在停戦発効以降、東部情勢沈静化に向けて強力な行動を取ってきており、それによって昨年12月までは散発的な攻撃のみで、軍人死者数が著しく減少するという結果が出ていたと述べた。

大統領は、しかし、昨年12月以降、情勢が困難となり、ウクライナは以降20名以上の軍人を失ったと伝えた。同時に、ウクライナ側は、昨年7月27日に発効したフォーマットでの停戦を遵守するよう呼びかけ続けていると主張した。

大統領はまた、ハイブリッド戦争における偽情報が強力な手段となっていることを提起した。

写真:大統領府