ゼレンシキー大統領、NATO事務総長と電話会談実施=大統領府公表

ゼレンシキー大統領は25日、ストルステンベルグ北大西洋条約機構(NATO)事務総長と電話会談を行った。

大統領広報室が公表した

発表によれば、ゼレンシキー大統領は、NATOの信用基金からウクライナのために医療機材を提供する決定につき謝意を伝えた。

ストルテンベルグ氏は、医療支援品供給におけるアントノウ社の活躍をはじめとするウクライナの貢献を肯定的に評価した。

ゼレンシキー大統領は、「ウクライナは、NATO/SALIS(戦略航空輸送暫定ソリューション)プログラム内でのNATOとの連携を今後も行う準備がある」と発言した。

両者は、ウクライナの欧州大西洋統合実現における喫緊の課題とNATOとの実践的協力を深化させる可能性について協議した。

ゼレンシキー大統領は、ウクライナとNATOの関係のさらなる発展のために、NATOとの政治的対話の活性化が重要だと指摘した。

大統領はまた、ウクライナは、欧州大西洋改革と関連の安全保障・国防分野の近代化を続けるし、法の支配強化と汚職撲滅へコミットし続けると述べた。

ストルテンベルグ事務総長は、多くの問題における進展やウクライナが国防分野の改革継続に注力していることを肯定的に評価した。

ゼレンシキー大統領は、ウクライナは汚職対策分野改革と喫緊の裁判改革を実施する準備があると発言した。