軍総司令官、東部の被占領地との間の検問地点建設現場を視察

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ルスラン・ホムチャーク・ウクライナ軍総司令官は、東部の統一部隊作戦圏を訪れ、11月10日に開通が予定されている、被占領地との間の新通過検問地点「シチャースチャ」と「ゾロテー」の建設現場を視察した。

1日、国防省が公表した

発表には、「ルスラン・ホムチャーク上級大将は、2日間にわたり、ルハンシク州の重要なインフラ施設であり、まもなく開通する通過検問地点『シチャースチャ』と『ゾロテー』を視察した」と書かれている。

また国防省は、シチャースチャの通過検問地点には、利用者のために、国際人道団体のサポートにより衛生ゾーンや医療用品、行政サービス提供地点、暖房ルーム、休憩用テントが設置されると説明した。

両通過検問地点の設備準備は予定通りに行われていると書かれている。

これに先立ち、2020年7月22日、ウクライナ、ロシア、欧州安全保障協力機構(OSCE)からなる三者コンタクト・グループの会合にて、新しい通過検問地点の開通が決定されていた。ルハンシク州には、住民が政府管理地域と非政府管理地域を移動するための通過検問地点が「スタニツャ・ルハンシカ」の1地点しかなく、また同地点は歩行者専用の作りのため、新地点の開通が長らく議論されていた。

写真:国防省