9月15日、露武装集団の停戦違反3回 16日、爆発物で軍人1名死亡=統一部隊

東部情勢

9月15日、ウクライナ東部のロシア連邦占領軍からの停戦違反が3回確認された。また、16日にはノヴォトシキウシケにて、軍人1名が手榴弾の不注意な扱いで死亡した。

16日、統一部隊作戦本部広報室が伝えた

統一部隊は、15日のロシア武装集団による三者コンタクト・グループ(TCG)による7月22日付合意の違反が計3回確認されたと伝えた。

発表には、プリチェピリウカ近郊にて、擲弾発射器による対象を定めない攻撃1回が確認された他、被占領下カリノヴェにて敵陣地においてウクライナ側陣地に向けた機材設置が確認されたとある。また、ヴォージャネ近郊では、敵の無人機がコンタクト・ラインを越えて飛来してきたため、電子戦機器にてジャミングを行い、同機の更なる使用を不可能としたと書かれている。

その他、ヴォージャネ近郊にて技術作業実施中に不明爆発物によりウクライナ軍人1名が負傷。シュミーにて、手榴弾PGD-5の爆発で軍人2名が負傷。

加えて、統一部隊は、16日にノヴォトシキウシケにて、軍人1名が不注意な手榴弾の取り扱いにより死亡したと伝えた。現在状況確認が行われているとのこと。