停戦開始から露占領軍の重火器使用なし=共同管理調整センター

東部情勢

7月27日のドンバス地方における新しい停戦合意の発効から現在まで、ロシア連邦占領軍は重火器を使用していない。

統一部隊作戦本部広報室が、共同停戦管理調整センター(JCCC)(ウクライナ側)の発表を伝えた

発表には、「停戦発効後、3週間にわたり、戦闘による損耗、負傷は出ていない。私たちの監視員のデータでは、複数の地点においてドネツィク・ルハンシク両州一部地域違法武装集団側からの主に銃による対象を定めない単発の攻撃が確認されているだけである。この期間中、敵による重火器使用は一切確認されていない。複数のケースで、ドネツィク・ルハンシク両州一部地域違法武装集団は、我々側を向く配置地点に設備を設置しているが、これもまた現存合意への違反である」と書かれている。

JCCCは、敵による、統一部隊側防衛地点方向への前進の試みを伴う配置地点設備の改善という最も挑発的な事例は、被占領下のゾロテー5、シローカ・バルカ、ウジウカの各近郊(ウクライナ側のフチル・ヴィーリニー、ノウホロツィケ、ヴォージャネ近郊の配置地点側を向いている)で確認されていると伝えた。

JCCCは、これらの違法武装集団の挑発行為は、毎日欧州安保協力機構(OSCE)ウクライナ特別監視団(SMM)に報告していると指摘した。

同時に、JCCCは、7月27日の停戦発効以降、ウクライナの統一部隊側からの停戦違反は一切ないと伝えた。