ゼレンシキー大統領、任期中のドンバス戦争集結への意欲表明

ゼレンシキー大統領は、任期中にドンバス戦争に終止符を打つことへの意欲を表明し、またミンスク・プロセスが1年経っても機能しなければ、戦略を変えると発言した。

22日にテレビやインターネット上で公開された動画「ゼレンシキー大統領の1年」にて、大統領が発言した

大統領は、「私は、自分の任期中にこの戦争を終わらせると確信している。個人的に確信している。私は、1年間待つ準備がある、1年間活動する準備があると述べてきた。(編集注:1年間待って)ミンスク・プロセスが機能していなければ、戦略を変える。その準備はあるが、1年はまだ経っていない」と強調した。

大統領はまた、「私たちは、ロシア人にもヨーロッパ人にも、皆に圧力をかけていく」と発言した。

同時に大統領は、ウクライナ、ロシア、欧州安全保障協力機構(OSCE)からなる三者コンタクト・グループ(TCG)の会合が以前よりも開催頻度が上がっており、今は週に1回ビデオ会合を開催していると伝えた。

また、大統領はミンスク・プロセスにつき、「おそらく部分的な成果はある。しかし、完全な勝利を待っている。それは、私たちがウクライナの自国領を取り戻した時だ。まだ時間が要る。もう少し時間が要るのだ」と発言した。

写真:大統領府