OSCE監視団、ウクライナ東部の停戦違反減少を報告 移動制限は97%が武装集団

インフォグラフィック

欧州安全保障協力機構(OSCE)ウクライナ特別監視団(SMM)は、2020年第1四半期におけるドンバス地方での停戦違反件数の減少を報告した。

SMMがフェイスブック・アカウントにて伝えた

発表には、「SMMは、2020年最初の3か月の停戦違反確認件数が、それ以前の3か月と比べて、25%減少したことを確認した」と書かれている。

また、SMMは、同観察時期の主な結果を示すインフォグラフィックを公開した。同インフォグラフィックによれば、SMMの移動制限は1月114回、2月101回、3月129回確認されており、その97%が非政府管理地域(被占領地域)で発生している。

武器撤収違反は、政府管理地域で19%、非政府管理地域で81%確認されている。同時期の民間人の犠牲者数は、死者4名、負傷者23名。

写真:SMM