迫撃砲208発、榴弾砲24発、戦車砲撃56発 統一部隊、露占領軍の攻撃の詳細を発表

東部情勢

18日朝のルハンシク州ノヴォトシキウシケ、オリホヴェ、クリムシケ、ヴィーリニー集落周辺でウクライナ側が受けたロシア連邦占領軍からの攻撃につき、統一部隊が確認が取れた情報を発表した。

統一部隊作戦本部広報室が伝えた

発表には、「ロシア占領者は、各種火砲を使用。152ミリ口径榴弾砲6発、122ミリ口径榴弾砲は18発。更に、120ミリ口径迫撃砲164発以上、82ミリ口径迫撃砲44発。また、各種グレネードランチャーと大口径機関銃による攻撃も行なわれた」と書かれている。

更に、ノヴォトシキウシケでは、ロシア占領軍は戦車により56発の砲撃を行なったと発表された。襲撃により発生した武力衝突に敵側から参加したのは、複数の工作諜報グループとのこと。

これに先立ち、18日朝から、ルハンシク州ノヴォトシキウシケ、オリホヴェ、クリムシケ、ヴィーリニー集落周辺にてロシア連邦占領軍からウクライナ統一部隊側への進攻が行なわれた。国防省の最新情報では、ウクライナ軍人1名が死亡、5名が負傷したと発表されている。

ヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領は、18日朝のウクライナ東部におけるロシア占領軍の攻撃につき、ドンバス和平プロセスを破綻させる試みだと指摘している。