ゼレンシキー大統領、ストルテンベルグNATO事務総長と会談

ゼレンシキー大統領は15日、ストルテンベルグ北大西洋条約機構(NATO)事務総長と会談し、ノルマンディ4国首脳の合意の履行とドンバス情勢について協議した。

両者は、ミュンヘン安全保障会議の際に会談した。大統領府広報室が発表した

発表には、「双方は、2019年12月9日のパリにおけるノルマンディ4国首脳会合の後の合意履行とドンバス情勢について協議した」と書かれている。

また、大統領はNATOによるウクライナへの一貫した連帯、主権、領土一体性、NATO加盟願望への支持につき謝意を伝えたとのこと。

発表には、大統領はこの他、「私たちの作業している改革は、ウクライナをNATOに近づける。私たちは、国の安全保障・国防分野をNATOスタンダードに合わせて現代化する」と強調したことが伝えられている。

その他、NATOからウクライナへの機会拡大パートナー・ステータスの付与についても提起されたと発表された。

これに対して、ストルテンベルグ事務総長は、国際ミッションにおけるウクライナの追加的支援を期待していると述べるとともに、ノルマンディ・フォーマットの再開により、ドンバス情勢に進展が見られると強調したとのこと。

写真:大統領府広報室