統一部隊、1日の露占領軍攻撃15回と発表 女性衛生兵死亡

東部情勢

2月1日、ウクライナ東部のロシア連邦占領軍は、統一部隊側を15回攻撃、ウクライナ軍人1名が死亡、2名が負傷した。

2日、統一部隊作戦本部広報室が伝えた

発表には、作戦戦術部隊「スヒード(東)」展開地域で受けた攻撃は6回、具体的には、クラスノホリウカ近郊、マルインカ、ヴァシリウカ近郊、ピスキー近郊(2回、82ミリ口径迫撃砲8発等)、ネヴェリシケにて攻撃を確認、作戦戦術部隊「ピウニチ(北)」展開地域で受けた攻撃は9回、具体的には、ルハンシケ近郊(2回)、オリホヴェ(2回、120ミリ口径迫撃砲38発)、ノヴォトシキウシケ近郊(3回、120ミリ口径迫撃砲41発等)、ヴィーリニー集落近郊(82ミリ口径迫撃砲14発等)、カテリニウカにて攻撃を確認したと書かれている。

これらの攻撃により、ウクライナ軍人1名が死亡、1名が負傷、その他、不明設置爆発物により1名が負傷したと発表された。

また、死亡した軍人に関しては、統一部隊司令部が1日、ノヴォトシキウシケ近郊にいて、女性衛生兵であることを発表している

発表には、「2月1日、ロシア占領軍から、ノヴォトシキウシケ近郊のウクライナ防衛者の防衛地点に対する犯罪的砲撃の結果、統一部隊参加部隊の上級衛生兵が亡くなったことを、深い悲しみとともに報告する」と書かれている。同衛生兵は、防衛地点へ医薬品を運んでいた最中に敵の砲撃による多数の破片を体に受けて死亡したとのこと。

第93独立機械化旅団「ホロドニー・ヤール」は、亡くなったのはクラウジヤ・シートニク氏だと伝えた。