ウクライナは安全保障分野で米国とのパートナーシップの新しい形を発展させる用意がある=ゼレンシキー大統領

ヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領は、ウクライナは安全保障分野にて米国とのパートナーシップの新しい形を発展させる準備があると発言した。

31日、ゼレンシキー大統領が31日、キーウ(キエフ)を訪問しているマイク・ポンペオ米国務長官との会談後共同記者会見の際に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

大統領は、「ウクライナは、安全保障分野にて、米国とのパートナーシップの新しい形を発展させる準備がある」と述べた。この文脈で大統領は、ウクライナが米国から対戦車ミサイル・システム「ジャベリン」を直接購入する契約を初めて締結したことを喚起した。

更に大統領は、米国からのアイランド級哨戒艦によるウクライナ海軍の強化、ウクライナの対空防衛強化を挙げつつ、「私たちは、必要な防衛装備の購入を検討する準備がある」と発言した。

大統領は、ウクライナは防衛産業改革の分野で米国側と積極的に連携していると述べ、「それが米国トップクラスの防衛企業との互恵的連携にとっての刺激を生み出している」と発言した。

加えて大統領は、2020年の米国の対ウクライナ支援プログラムの総額が約7億ドルであり、その内3億6500万ドルが安全保障分野にあてられることを喚起した。

その上で大統領は、「私たちは、ウクライナ軍改革、武器・技術品供与、ウクライナの部隊のための軍事演習実施におけるあなた方のサポートを評価している」と強調した。

写真:大統領府