15日、東部の前線で第92旅団の軍人が狙撃を受け死亡

15日、ウクライナ東部の統一部隊作戦圏にて、第92オタマン・イヴァン・シルコー記念独立機械化旅団の軍人オレクシー・クチキン氏が敵の狙撃銃による攻撃を受け死亡した。享年24歳。

第92旅団がフェイスブック・アカウントにて発表した

発表には、「1月15日、私たちの軍の家族の中に大きな悲しみが生じた。仲間を失ったのだ。狙撃手による自治体カシタノヴェに対する直接銃撃の際の銃弾が、上等兵オレクシー・クチキンの頭部に命中。彼は、機械化旅団の上等射撃手であった」と書かれている。

同旅団は、クチキン氏は防衛地点の警備に当たり、敵を見張っていたとし、銃弾が顔に着弾したため、防弾装備は役に立たなかったと伝えた。

その際、同僚が素早くクチキン氏を避難させ病院に運んだが、「奇跡は起こらなかった」と書かれている。享年24歳のクチキン氏は、過去3年間ウクライナ軍に従軍していたと伝えられた。

オレクシー・クチキン氏は、ハルキウ州出身。3か月前に結婚していた。また、1度目の結婚の際の息子が学校に通っているという。

これに先立ち、16日、統一部隊作戦本部は、1月15日にウクライナ東部のロシア連邦占領軍が統一部隊側を11回攻撃し、152ミリ榴弾砲など、大口径火砲による砲撃があり、ウクライナ軍人1名が死亡したことを発表していた