テイラー元米大使代行、今年米国からウクライナへ供与される軍事品に言及

ウクライナ・米国間では、どのような兵器が必要かにつき議論が続いているが、既に供給が決まっているのは、対艦ミサイル、無人機、通信機器である。

5日、ウィリアム・テイラー元駐ウクライナ米大使代行がTSN局へのインタビュー時に発言した(テイラー氏の元大使代行任期は、2019年末に終了している)。

元大使代行は、「ウクライナ政権、ウクライナ国防相、同大臣のチームが、その質問への答えを受け取るべく、私たちの在キーウ(キエフ)大使館と密に協力している。私たちは、ウクライナ国防省、ホムチャーク参謀総長と、あなた方が具体的に必要としているシステムが何かについて、対話を続けたいと思っている。そのような議論は継続している」と発言した。

同時にテイラー氏は、米議会は提供する具体的な兵器を既に確定したと述べた。

同氏は、「それは対艦ミサイル、無人機、通信機器だ。それが届く物だ。それはウクライナがロシアから防衛する上での重要な要素となるものだ」と発言した。