OSCE監視団、12月14、15日の東部の停戦違反を1日約1000回と発表

東部情勢

欧州安保協力機構(OSCE)ウクライナ特別監視団(SMM)は、12月14、15日のウクライナ東部の停戦違反確認件数を1日約1000回、とりわけドネツィク州で確認された爆発件数は、14日に約245回、15日に190回と発表した。

12月16日付SMM日報に書かれている

日報内のグラフによれば、13日夜から14日夜の期間に確認された停戦違反件数は1000件強、14日夜から15日夜の期間に確認された件数は約900回となっている。

ドネツィク州では、13日夜から14日夜の期間、停戦違反件数は前日より減少したものの、爆発件数は増加(約245回)、14日夜から15日夜の期間では、更に停戦違反件数が減少し、爆発件数も減少(190回)となったことが報告された。

ルハンシク州では、13日夜から14日夜の期間、停戦違反件数は前日より減少し、爆発件数は4回、14日夜から15日夜の期間は、停戦違反件数は小火器2発(ゾロテー4/ロージナ(政府管理地域、ルハンシクから西59キロ)から南東)、爆発は確認されなかったと報告された。

写真:SMM