ペトリウシケの兵力等引き離しの延期が決定

東部情勢

11月4日に予定されていたペトリウシケにおける兵力等引き離しは、10月30日に確認された統一部隊側への攻撃を受けて、開始の延期が決定された。新しい開始日は未定。

1日、アンドリー・ザホロドニューク国防相が記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

大臣は、「確かに攻撃があった。そのため、私たちは、日付の見直しをしている。なぜなら、私たちには、7日間の停戦が要るのだ。最後の攻撃は30日にあった」と発言した。

また、大臣は、ゾロテーの情勢に関する質問に対して、現在引き離しは終了しており、同地点は完全に内務省の管理下にあると返答した。

同大臣は、「内務省が私たちに、本件がどのように行われているかにつき報告書を提出している。全くもって安全な領域だ」と発言した。

なお、これに先立ち、10月7日、予定されていたゾロテーとペトリウシケの兵力等引き離しが停戦違反の発生により延期されていた。

29日、ゾロテーにおける兵力等引き離しの開始が発表された。

これに対して、ペトリウシケの引き離しは、停戦違反が生じなければ、11月4日に開始されることになっていた。

写真:国防省