ウクライナのＮＡＴＯ加盟には改革が不可欠＝ＮＡＴＯ事務総長

ストルテンベルグ北大西洋条約機構（ＮＡＴＯ）事務総長は、ウクライナの安全保障と繁栄、そして将来のＮＡＴＯ加盟に進むためには、広範な改革が不可欠であると発言した。

３１日、ストルテンベルグＮＡＴＯ事務総長が、キーウ（キエフ）で開催されるウクライナ・ＮＡＴＯ委員会会合の際の演説時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

事務総長は、「ゼレンシキー大統領とウクライナ政府は、広範な改革を実現するにあたっての国民からの強力なマンデートを有している。ウクライナは、現在、自国民の期待を満たすべく、ＮＡＴＯの原則と基準を達成しようとしている。ウクライナの未来、安全、繁栄、そして、ＮＡＴＯの将来加盟へ向けた進展にとって、改革プロセスは絶対的に不可欠なものだ」と発言した。

事務総長はまた、ＮＡＴＯはウクライナを公の場でも、実質的にも支持しているとし、またウクライナの防衛機構、ウクライナ軍の強化を支援していると指摘した。

また、１０月３０、３１日、ウクライナを、ストルテンベルグＮＡＴＯ事務総長とＮＡＴＯの２９の加盟国の大使の加わる北大西洋理事会（ＮＡＣ）が訪問している。