OSCE監視団、10月29日、約700回の停戦違反を確認

東部情勢

欧州安保協力機構(OSCE)ウクライナ特別監視団(SMM)は、29日、ウクライナ東部ドンバス地方にて、約700回の停戦違反を確認した。

30日付SMM日報に書かれている

日報の図によれば、29日午後7時30分時点までの24時間で確認された停戦違反件数は約700回。

また、ドネツィク州では、停戦違反の増加が確認されたとあり、爆発件数も前日の55回から100回に増加したと書かれている。

同州の停戦違反の大半は、カムヤンカ(政府管理地域、ドネツィク市から北20キロ)から北、北東、ピシチェヴィク(政府管理地域、ドネツィク市から南84キロ)から南にて確認されたとある。

ルハンシク州では、停戦違反の減少が確認されたとあるが、爆発数は前日の0回から4回に増加したとのこと。

同州の全ての停戦違反は、モロジジュネ(非政府管理地域、ルハンシク市から西63キロ)から南西にて確認されたと書かれている。

写真・図:OSCE/SMM