【東部情勢】JCCC、引き離し前日のゾロテー4方面への攻撃を報告

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10月28日、ロシア武装集団は、ルハンシク州ゾロテー4方面の民間住宅に対して攻撃を行った。

30日、統一部隊作戦本部が共同管理調整センター(JCCC)ウクライナ側の発表を伝えた

写真:統一部隊作戦本部広報室

発表には、「JCCCウクライナ側は、ロシア連邦武装集団側からの再度の攻撃を報告する。とりわけ、2019年10月28日20時45分から21時25分まで、21時53分から22時40分まで、ロシア連邦武装集団側からゾロテー4方面に向けて、銃を使った攻撃が行われた」と書かれている。

また、発表によれば、10月29日、JCCCウクライナ側機動監視グループがゾロテー4における民間住宅攻撃の事実を写真で記録したとのことであり、同監視グループがホリホヴァ通り25の民間住宅とドウジェンコ通り28の民間住宅に7.62ミリ口径の武器による破損を発見したと伝えられている。同時に、負傷者は出ていないと発表された。

これに先立ち、10月29日正午、東部ルハンシク州ゾロテー4第2地点にて、双方同時の軍の引き離しプロセスが開始したと発表されていた。

また、同開始に際して、統一部隊のクラウチェンコ指揮官は、ドネツィク州クラマトルシクにて、ゾロテーの引き離し地点にて最後の攻撃をSMMが確認したのは、10月18日だと発表していた。その際、同指揮官は、統一部隊本部が前日に発表した攻撃事案は引き離し地点圏の外のものだと強調していた。