OSCE監視団、10月14日の停戦違反を約1100回確認

東部情勢

欧州安保協力機構ウクライナ特別監視団(OSCE/SMM)は、10月14日にウクライナ東部で確認した停戦違反件数を約1100回、爆発件数をドネツィク州で325回、ルハンシク州で6回確認したと報告した。

15日、SMMが日報を発行した

日報内の表によれば、14日午後7時30分までに確認された停戦違反は、約1100回。

ドネツィク州については、「SMMは、停戦違反件数の増加、爆発件数の増加(約325回)を確認した(前日は76回)」と書かれている。

とりわけ、ドネツィク州における大半の停戦違反は、シローキネ(政府管理地域、ドネツィク市から南100キロ)から北、ホルリウカ(非政府管理地域、ドネツィク市から北東39キロ)から西、北西、南南東、スヴィトロダルシク(政府管理地域、ドネツィク市から北東57キロ)から南東、南西、西南西にて確認されたと書かれている。

ルハンシク州については、「SMMは、停戦違反の増加、爆発件数の増加(6回)を確認した(前日は1回)」と書かれている。

同州の大半の停戦違反は、ポパースナ(政府管理地域、ルハンシク市から西69キロ)から南で確認されたとのこと。