東部2地点での兵力引き離し、攻撃発生のため延期=プリスタイコ外相

ウクライナ東部にて10月7日に計画されていた兵力・機器引き離しの実施地点「ペトリウシケ」と「ゾロテー」の2地点で停戦違反が発生したため、引き離し開始が延期された。

7日、プリスタイコ外相が、キーウ(キエフ)市内にてリンケヴィチ・ラトビア外相との共同記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

プリスタイコ外相は、「(ペトリウシケとゾロテーにて)引き離しは、本来、今日開始されなければならなかった。引き離しは、ミンスクにて私たちの協議チームが合意したことだ。非常に残念なことながら、ご存知の通り、数日前にペトリウシケでもゾロテーでも攻撃があった。覚えているだろうか。私たちの決定の中身は、具体的地点にて、平和が維持され、攻撃がなくなってから、7日間が経過した後に、引き離しを開始するというものである」と発言した。

外相はまた、そのため現在次の7日間の停戦期間を待たねばならず、その期間、双方が、引き離し等の今後の行動に向けた真剣な意思を示さねばならないと補足した。