武装集団、9月18日、OSCE監視団の通行を4回拒否

9月18日、ロシア占領軍の戦闘員は、欧州安全保障協力機構ウクライナ特別監視団(OSCE/SMM)要員の移動を4地点で拒否した。

19日のSMMが発行した日報に書かれている

日報によれば、武装集団がSMMの通行を拒否した検問地点は、ペトリウシケ(非政府管理地域、ドネツィク市から南41キロ)、ヴェルフニョシロキウシケ(旧オクチャーブル、非政府管理地域、ドネツィク市から南85キロ)から西、スタロミハイリウカ(非政府管理地域、ドネツィク市から西15キロ)、コザツィケ(非政府管理地域、ドネツィク市から南86キロ)の4地点。

日報には、「ペトリウシケの検問地点にて、武装集団の武装した要員がSMMの通行を再度拒否。同人物は、『技術作業中だ』と説明。これにより、ペトリウシケのSMMのカメラの元へSMM要員はアクセスが制限された」とある。

ヴェルフニョシロキウシケから西の検問地点では、「武装した戦闘員が『この地区では技術作業をしている』とし、SMMの通行を拒否。しかし、SMM要員は、民間交通手段がこの検問地点を通過しているのを目撃した」と報告された。

スタロミハイリウカの検問地点では、3名の武装集団要員(1名は明白に武装)がSMMの同自治体のパトロールを許可せず、その理由として「この地区では包括的特別方策を実施している」と説明したとのこと。

コザツィケの東の検問地点については、武装集団はSMMが北東のポロフニャへと通り抜けようとしたところ、「指揮官からの命令により」SMMのパトロールを認めなかったと報告されている。