ロシア武装集団戦闘員、OSCE監視団の無人機をまた攻撃

ウクライナ東部のロシア占領軍戦闘員は、8月7日、ウクライナで監視活動を行う、欧州安全保障協力機構(OSCE)特別監視団(SMM)の監視用短距離無人機(ミニUAV)に対して攻撃を行った。

8日発表のSMM日報(7日午後7時30分時点までの確認分)に記載されている

SMM日報には、「8月7日、ノヴォセリウカ(非政府管理地域、ルハンシク市から南西50キロ)から北に約3.5キロ地点で、SMMがミニUAVを操縦していたところ、南東約350メートル地点からの小火器の発砲音を3回聞いた。SMMは、同発砲音は同地点から200メートル南を飛んでいたミニUAVを狙って発砲されたものと評価した。SMMは、UAVを安全に着陸させ、その場を離れた」と書かれている。

また、SMMは、その他のロシア占領軍による妨害行為も報告している。

日報には、「ザイチェンコ(非政府管理地域、マリウポリから北東26キロ)から北に約800メートル地点の検問地点にて、武装集団の武装した構成員がまた南方のサハンカ(非政府管理地域、マリウポリから北東24キロ)への通行と、西方のピクージ(旧コミンテルノヴェ、非政府管理地域、マリウポリから北東23キロ)への通行を拒否した。彼らは、同拒否を『同地区では地雷除去作業をしているから』と説明した」と書かれている。