OSCE監視団、ウクライナ東部で約70回の爆発を確認

欧州安全保障協力機構(OSCE)ウクライナ特別監視団(SMM)は、ドネツィク州で43回、ルハンシク州で24回の爆発音を確認した。

SMMが公開した7月31日午後7時30分時点情報をまとめた8月1日付報告書に書かれている。

SMM報告書には、「ドネツィク州では、SMMは、前回報告期間と類似の数の停戦違反を確認した。その際、前回報告期間より多くの数の爆発を確認した(前回8回、今回43回)」と書かれている。

とりわけ、34回の爆発は、ヤシヌヴァタ(非政府管理地域、ドネツィクから北東16キロ)から北西と南西と、カムヤンカ(政府管理地域、ドネツィクから北20キロ)から南東と北東で確認されたとのこと。

また、ルハンシク州では、前回報告期間と類似の数の停戦違反を確認されたが、確認されたのは爆発のみ報告されている(前回26回、今回24回)。

その際、大半の停戦違反は、ライウカ(非政府管理地域、ルハンシクから北西16キロ)から北と北西で確認されたと書かれている。