統一部隊作戦本部、OSCE報告との停戦違反件数の違いについてコメント

統一部隊作戦本部のミロスラウ・タラソウ広報官は、同本部はウクライナ軍配置地点に対する攻撃の情報のみ提供していると発言した。

31日、ウクルインフォルムが統一部隊作戦本部に対して、欧州安全保障協力機構(OSCE)特別監視団(SMM)と統一部隊作戦本部の発表する停戦違反件数がどうして異なるのかと尋ねたところ、タラソウ統一部隊本部広報官がウクルインフォルムにコメントした。

タラソウ広報官は、「私たちは、公式情報源をもとにした確認されたデータを提供している。彼ら(SMM)が確認していること、彼らがどのように作業し、どのように攻撃を確認し、どこからデータを得ているか私は知らない。私は、公式データを毎日提供している」と発言した。

ウクルインフォルムが技術的にどのようにデータを集めているかと尋ねると、タラソウ広報官は、その情報は秘匿となっていると回答した。

同広報官は、統一部隊作戦本部は、ウクライナ軍配置地点への攻撃のみに関する情報を発表しているのだと発言した。

これに先立ち、7月31日、データ分析サイト「テクスティ」が、統一部隊作戦本部とSMMの発表する攻撃件数(停戦違反件数)を比べると、SMMの報告の方が数が多いと発表していた。