キーウにて警察官用の新型機関拳銃のプレゼンテーション開催

15日、セルヒー・クニャジェウ国家警察長官は、キーウ市内にて、警察官用装備となる新型機関拳銃MP-5のプレゼンテーションを行った。

ウクルインフォルムの記者が伝えた。

クニャジェウ長官は、「警察の各部隊がこのタイプの武器を装備していく。オーストリア、ドイツ、フランス、アメリカ、カナダでは、正にこの武器が使われている」と発言した。

同長官は、これまで警察が所持していたソ連型機関銃(カラシニコフ)はこのドイツ製の機関拳銃MP-5に代わると説明した。

また、マクシム・モウチャン国家警察資産局武器課長は、新装備がソ連型武器に勝る点は、銃弾のダメージ(殺傷力)が下がるとともに射程距離は約300~400メートルに維持されることにあると説明した。

MP-5の重さは約2キロであり、軽量であることが指摘された。

モウチャン課長は、これまで警察が使っていたカラシニコフは、そもそもは軍の部隊用、戦場用に作られたものであることを喚起し、「機関拳銃は、より警察用の武器であり、より使いやすい」と説明した。また、同課長は、この装備はまず、交通警察と特命警察に供給されると指摘した。

また、アルテム・シェウチェンコ内務省コミュニケーション局長は、このタイプの武器は、昨年末から国境警備隊も装備していると説明した。