東部ドンバス地方で民間人2名死亡=OSCE・SMM報告

欧州安全保障協力機構(OSCE)ウクライナ特別監視団(SMM)は、4月8~21日の期間にウクライナ東部ドンバス地方にて2名の民間人が死亡したとの情報を確認した。

22日付SMMステータス・レポートが25日に公開された

同レポートによれば、「4月8~21日の期間、SMMは、2名の民間人死者、9名の負傷者に関する情報を確認した。これにより、2019年1月1日からの民間人犠牲者数は計31日:死者5名、負傷者26名となった」と書かれている。

さらに、SMMは、同報告期間に1万3000回以上の停戦違反を確認(前報告期間は約1万470回)。また、撤収ラインに違反して配置される兵器を270確認(そのうち218が非政府コントロール地域)したことを報告した。