ウクライナ軍、元軍人の武装集団側への移動に関する情報を確認

ウクライナ陸軍は、予備上級准尉のユーリー・アウシェウ氏が、ウクライナ軍を解雇されてから、被占領地域に暮らす家族の元へ戻ったと伝えた。

25日、同陸軍がフェイスブック・アカウントにつて発表した。

発表には、「インターネット上や、テレビ局『ロシア24』の番組にて、『DPR特殊部隊がウクライナ軍の秘密文書を何千と手に入れた』といった題材とともに、ドネツィク州軍事委員会の元軍人が自らの家族の暮らす一時的被占領地域に戻ったとの情報を拡散している。家族の下へ帰ったとの情報は、確認されている」と書かれている。

また、同発表には、現在このユーリー・アウシェウ元軍人(上級准尉)がアクセスできた国家機密に関わる情報の規模について分析されていると伝えられた。

また、予備上級准尉のユーリー・アウシェウ氏について、ドネツィク州軍事委員会にて2004年から働き、2018年12月26日にウクライナ軍を解任されて予備軍人となったことが伝えられている。