志願兵の日:ポロシェンコ大統領、前線で志願兵たちにあいさつ

ポロシェンコ大統領は、3月14日の「志願兵の日」に合わせ、ウクライナ東部ドネツィク州の前線にあるウクライナ軍配置地点を訪れ、また国家警護隊のアゾフ連隊軍人とも面会した。

14日、大統領府広報室が伝えた。

大統領は、「何よりもまず、志願兵の日にちなみ、あなたたちを祝福したい。今日、国家は、この日を祝っている」と発言した。

ウクライナ軍最高司令官であるポロシェンコ大統領は、軍人たちに対して、高い愛国心と錬度でもって彼らが前線に立っていることにつき謝意を伝えた。

大統領はまた、2013~14年、マイダンから直接ウクライナを守るために前線へ赴き、現在までウクライナ軍に奉仕し続けている人々を非常に高く評価していると強調した。

大統領は、現在、ウクライナ国民全体がロシアの侵略者に対して抵抗をしており、その際、敵にウクライナ国内の破綻の機会を与えないことが重要であると発言し、「現在、ウクライナ軍には、17万人の志願兵がおり、その数は減少していない」と指摘するとともに、「志願精神が維持されることが非常に重要である」と述べた。

また、ポロシェンコ大統領は、ドミトロ・ヤロシュ最高会議議員(編集注:元右派セクター党代表)が率いる組織「ウクライナ志願軍」所属志願兵のウクライナ防衛における役割を指摘するとともに、会合に同席していたヤロシュ本人に直接感謝の意を伝えた。

面会時には、ムジェンコ参謀総長とクリヴォノス国家安全保障国防会議副書記も志願兵を祝福した。

なお、発表には、国家警護隊に所属する「アゾフ連隊」は、コンタクト・ラインにおいて、自らの戦闘課題を履行していると記述されている。