ウクライナ軍、アゾフ沿岸地域でロシア製無人機をろ獲

統一部隊作戦に参加するウクライナ国軍の軍人が、アゾフ海沿岸地域にて、電波戦装備を用いて、ロシア製無人機(UAV)を墜落させ、鹵獲(ろかく)することに成功した。

25日、国防省が発表した。

発表には、「1月23日、軍は、電波戦装備を利用して、無人機の飛行の妨害に成功し、墜落させ、その後、発見・鹵獲した」と書かれている。

また、その後専門家がこの無人機が「グラナート-2(Гранат-2)」であると特定したと書かれている。ロシア連邦の軍産コンプレクスの企業が製造しているものとのこと。

発表によると、このタイプの無人機は、違法武装集団「ドネツィク人民共和国(DPR)」、「ルハンシク人民共和国(LPR)」に多く供給されているとのことであり、諜報活動や砲撃対象調整に利用されていることが説明されている。

また、国防省は、今回鹵獲した無人機は、ロシア連邦がドンバス被占領地域にて民間人に砲撃を行う違法武装集団の活動を支援していることの証拠であると主張している。