国防省情報総局:ロシアによるドンバス地方での危険毒物使用準備の兆候あり

ウクライナ国防省情報総局は、ロシアが危険毒物を使用した破壊・テロ工作を準備していることを示す明確な兆候が観察されると発表した。

29日、国防省のヴァディム・スキビツィキー情報総局代表がブリーフィング時に発表した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

スキビツィキー代表は、「軍事インテリジェンスは、2018年11月から、ウクライナの一時的被占領地域において、ロシア連邦による意図的な情勢激化とメディア空間への化学兵器に関係するテーマの意図的拡散を観察している。ウクライナ軍がドンバス地方で毒物を使用しようとしているという、無根拠かつ明白に挑発的な内容のメッセージが広められている。現時点で、ウクライナ国防省情報総局は、ロシアが危険な化学毒物を用いた破壊・テロ行為の準備をしているという明確な兆候を観察している」と述べた。