米加2+2会談、ロシアの攻撃的行動に対して、両国が協力して対抗することを明言

ワシントンで開催されたアメリカ・カナダ両国の外務・国防大臣からなる2+2会合にて、アメリカのマティス国防長官とカナダのサージャン国防相は、欧州における最近のロシアの行動にかんがみ、NATO加盟国とウクライナへの支持という共同の立場を表明した。

14日、アメリカ国務省における両国外務・国防の4大臣による共同記者会見時に発言された。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

マティス米国防長官は、「私たちは、NATOにて団結しており、そこで大西洋間の団結を支持しており、最近ケルチ海峡でロシアが国際法を著しく違法した行為や、ウクライナの人々に対して行なっている行為を含め、私たちはロシアからの大規模な悪影響に対峙する欧州同盟国と連帯している」と発言した。

マティス長官は、カナダとアメリカは、「ウクライナの安定を強化し、ロシアからの更なる挑発的行為を抑止する」という共通の努力のもと、ウクライナの軍人の訓練を行なっていることを喚起した。

サージャン加国防相もまた、ロシアの地域での破壊的行動を非難し、「カナダは、ロシアの侵略を受けるウクライナの主権と領土一体性を支持している」と強調した。

また、サージャン国防相は、UNIFIERという作戦にてウクライナの軍人を1万人トレーニングしたと述べた。加えて、同国防相は、カナダはREASSURANCE作戦の枠内で、いつでも800人以上の同国軍人を中・東欧に派遣し、訓練を行う準備があるとも説明した。