「ブーク」や「ソー」が登場。ウクライナ軍、クリミア近くでロケット・システムの発射訓練を実施

対空防衛システムの再生は、国家安全保障国防会議(NSDC)が定めたウクライナにとっての重要優先課題の一つ。

オレクサンドル・トゥルチーノフNSDC書記がウクライナ軍「ヤホルリク」訓練場(ヘルソン州)での発射訓練時に発言した。NSDCウェブサイトが発表した。

トゥルチーノフ書記は、「対空防衛システムの再生は、安全保障・国防分野における最も喫緊の課題の一つであり、NSDCが定めた重要優先課題の一つである」と発言し、ウクライナの対空防衛システムは2014年までに最も縮小し、意図的に破綻させられていた分野であったことを指摘した。

トゥルチーノフ書記は、ウクライナ軍による訓練時の高い技術を賞賛した。訓練には、幅広い地対空ミサイル・システム(S-300系各種、「ブーク」、「ソー」、「オサAKM」等)が利用されており、陸軍対空防衛部隊や、空軍地対空ロケット兵が参加したとのこと。