ウクライナ、黒海でのミサイル発射訓練を開始

ウクライナは、11月1~4日に黒海のクリミア半島から西方の海上で実施されるミサイル発射訓練の開始に関連し、民間機飛行への危険を発表した。

10月31日、ウクライナ軍事ポータルが伝えた。

同サイトは、「ウクライナは、黒海において、被占領下クリミアから西方の100×450(キロメートル)の空間を封鎖する」と記述した。

黒海の民間機に対する封鎖空間:ウクライナ軍時ポータル作成

発射訓練の報告は、航空情報システム「NOTAM(ノータム)」を通じて行われており、前述の空間は指定された期間、航空機の飛行が禁止されるとのこと。

同サイトによれば、訓練の際に用いられるミサイルの種類は現時点では不明であるとのことだが、同時に、前日には、南部ヘルソン州の「ヤホルリク」訓練場で、部隊の発射訓練実施に向けた準備が実施されており、同部隊は、地対空ミサイル・システムS-300P、S-300W1、S-125M1を装備しているとのこと。