フーグSMM副団長:武装集団はアゾフ海周辺でSMMの移動を妨害している

武装集団は、ドネツィク・ルハンシク両州一部地域(ORDLO)で、欧州安全保障協力機構(OSCE)特別監視団(SMM)要員の移動の自由を制限している。

31日、アレクサンドル・フーグSMM第一副団長が記者会見で発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。なお、フーグ副団長のSMMでの勤務は本日が最終日。

フーグ副団長は、「移動の自由の制限は、政府がコントロールしていない地域で活発に起きている。まさに武装集団がこのような制限を行っている」と発言した。

フーグ副団長は、ドネツィク州の南部のアゾフ海近郊にて、SMM要員は移動の自由の制限を定期的に経験していることに注意を向け、「ノヴォアゾウシク(Novoazovsk)市を含め、シェドヴァ(Siedova)近くの沿岸、さらに西へのマリウポリへ続く道まで、これらの地区にて、SMMは、定期的に移動の自由の制限を受けている。これらはすべて、私たちの報告書に非常に詳細に記載されている」と説明した。