米国、露に対し、禁止された巡航ミサイルの破壊の可能性を警告

ロシアは、1987年の条約が禁止する巡航ミサイルの秘密裏の製造を止めなければならない。同国が製造を止めない場合、アメリカは、それらが使用される前にミサイルを破壊する準備をすることになる。

2日、ケイ・ベイリー・ハッチソン・アメリカNATO常駐代表が発言した。ロイター通信が報じた。

同アメリカ常駐代表は、「私たちは、現時点で、私達のどの国も攻撃可能な(ロシアの)ミサイルの破壊(take out)の可能性を検討しているところである。(アメリカによる)対抗策は、このロシアが条約に違反して製造しているミサイルを破壊することになりうる」と述べた。

アメリカは、ロシアが製造する陸上発射巡航ミサイルは1987年の「中射程及び短射程ミサイルのアメリカ・ソ連間全廃条約(INF)」に違反していると考えている。一方で、ロシアは、この断罪を否定している。

ハッチソン常駐代表は、アメリカは、これまで同様、同問題の外交的解決に従事しているが、しかし、ロシアが条約に違反し続けるなら、軍事的対応も検討する準備があると強調した。

この条約は、アメリカとソ連が1987年に締結したもので、500キロメートル以上5500キロメートル以下の射程を持つ陸上発射巡航ミサイル・弾道ミサイルの廃棄と、製造・使用を禁止するもの。アメリカは、最近、ロシアによるこの条約の違反を繰り返し非難していた。