テロ幇助の罪でヘルソン州住民に8年の拘禁刑判決

ヘルソン州保安庁(SBU)の捜査により、同州住民に対して、テロ組織「DPR/LPR」幇助の罪が遠隔で言い渡された。

13日、SBUが発表した

発表には、「州検察の手続き監督の下でSBUが行った裁判前捜査により、ノヴァー・カホウカの住民が積極的な反ウクライナ・プロパガンダ、アジテーションを行なっていたことが明らかとなった。同人物は、刑事責任から逃れるために、2014年10月、ドネツィク州一時的被占領地域へ移動している。この犯罪者は、テロリストに加わり、ある違法武装集団の副司令官のポストに就いている」と書かれている。

この人物は、テロ組織「DPR」へ加わる人員募集を行い、検問地点や宿舎の人員交代を管理したり、テロ組織幹部の命令実行をフォローしたりしていたとのこと。また、発表には、拘束されたウクライナ軍人に対し、部隊の軍人数、司令部、配置地点に関する尋問を行うなどもしていたという。

SBUは、2016年9月以降、この人物は、被占領下ルハンシク州に滞在し、テロ組織「LPR」の活動に加わり、「ルハンシク人民共和国人民警察第7旅団」の活動支援をしていると伝えた。

ザポリッジャ州ボルジャンシキー市地区裁判所は、捜査によって得られた証拠をもとに、この人物が刑法典第258-3条(テロ集団・テロ組織参加)により有罪であると判断し、8年間の拘禁刑を判決したとのこと。