国家捜査局、公共放送局への家宅捜索を実施

30日、国家捜査局は、収賄の疑いの捜査の一環で、公共テレビ・ラジオ放送局への家宅捜索を行っている。

国家捜査局がフェイスブック・アカウントで発表した

発表には、「公共テレビ・ラジオ放送局職員のあり得る違法行為に関する裁判前刑事捜査の一環で捜査行為を実施している。具体的には、自身あるいは他の個人・法人のために違法な報酬を受け取ることを目的としたあり得る職権濫用である」と書かれている。

なお、これに先立ち、保安庁(SBU)もウクルインフォルムに対して、家宅捜索が行われていることを認めていた。

同時に、ヴィクトリヤ・シドレンコ公共放送局渉外局長も、ウクルインフォルムの記者に対して、公共放送局の本社事務所への家宅捜索実施の事実を伝えていた。

その際、シドレンコ局長は、「午前7時近く、事務所と公共放送局のズラブ・アラサニヤ総裁自宅、その他の職員複数名自宅に家宅捜索のために(治安機関職員が)訪れた。現在、捜査の根拠については不明である」と発言していた。