保安庁と汚職対策局の関係が著しく改善=シートニクNABU局長

アルテム・シートニク国家汚職対策局(NABU)局長は、重要汚職犯罪捜査において大きな進展があったこと、保安庁(SBU)との協力関係が改善したことを発表した。

18日に開催された国家汚職対策政策問題評議会の会合にてシートニクNABU長官が発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

同長官は、「国防に関するものを含め、話題の重要案件の捜査において、著しい進展がある。この点につき、私は、SBUとの関係の著しい改善を指摘したい」と発言した。

同長官は、NABUにはSBUから政権幹部に関する情報が入り始めてきていると発言した。同長官は、過去4年間そのようなことは一度もなかったと伝えた上で、イヴァン・バカーノウSBU長官代行に対して、NABUが捜査する案件における最近の進展につき、謝意を表明した。

また、シートニク長官は、NABUと特別汚職対策検察(SAP)は、確立した容疑を200件以上裁判所に起訴したことを喚起し、その中には最高会議議員、閣僚、国家機関の長も含まれていることを強調した。同長官は、これらの案件は、秋に活動を開始する高等反汚職裁判所の管轄権となることを期待すると述べた。