ウクライナとポーランドの汚職対策機関、国境で共同作戦実施 密輸業者を拘束

ウクライナ国家汚職対策局(NABU)とポーランド中央汚職対策局(CBA)は、密輸対策を目的とした共同特別作戦を実施した。

29日、CBA広報室が発表した

発表には、「ジェシュフのCBA職員は、NABUとの協力で、賄賂受け取りの現場で、ポーランドとウクライナの人物2名を拘束した。この2名の男性は、ポーランドとウクライナの税関と国境警備機関内の人間関係を用いて、賄賂により、国境での公式な申告のないまま、多額の商品の輸出入を組織していた」と書かれている。

拘束された人物は、120万ズウォティ(31万5000米ドル強)相当の密輸組織を約束するとともに、代償として8万ズウォティ(2万1000ドル)の賄賂を要求していた。

拘束された2名は、ルブリンの地域検察に連行されたとのこと。現在捜査が進行しており、治安機関は、同犯罪に関与したその他の人物の摘発を進めていると書かれている。