軍事検察、前政権時代の参謀総長に国家反逆罪容疑を伝達

軍事検察は、元ウクライナ軍参謀総長である、ヴォロディーミル・ザマナ上級大将に対し、国家反逆罪の容疑を伝達した。

25日、アナトリー・マチオス軍事検察長が記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

マチオス軍事検察長は、「キーウ(キエフ)市保安庁(SBU)部隊は、作業を終了し、2012~14年にウクライナ軍参謀総長を務めていたヴォロディーミル・ザマナ上級大将に対して容疑を伝達した」と発言した。

同軍事検察庁は、ザマナ上級大将の容疑は、刑法典第111条1項(国家反逆罪)に該当するものだと指摘した。

ヴォロディーミル・ザマナ氏は、2012年2月から2014年2月19日まで、ウクライナ軍参謀総長を務めていた人物。同氏は、2014年2月22日から6月にかけては、国防省活動管理問題最高会議(国会)全権を担っていた。