ロシア・ウクライナ戦争の交渉は、イランでの戦争が終わるまで待つことはできない=ゼレンシキー氏

ウクライナのゼレンシキー大統領は、イランでの戦争はロシアの対ウクライナ侵略から注意を逸らしており、露宇戦争の和平に向けた努力の再開を、イランでの戦争が終わるまで待つことは「大きなリスク」だと指摘した。

ゼレンシキー大統領がCNNとのインタビュー時に発言した

ゼレンシキー氏は、米国との実務レベルの交渉は依然として続いているものの、「イラン関連の問題が終了しない限りは、(編集注:ロシア・ウクライナ戦争関連の)会談の機会はないだろう」と指摘した。

また同氏は、米国のウィトコフ特使及びトランプ米国大統領の娘婿クシュナー氏という、米国の同じ交渉チームが、イランとロシア・ウクライナ戦争の両方を担当していることが「挑戦だ」と指摘した。

同氏はさらに、米国が現在イランとの戦争に焦点を当てていることは理解しているが、戦闘が続いているウクライナを忘れないことが重要だと述べた。

同氏はその際、「(ウクライナについては)少し後で話そう」と言うことは選択肢にならないと述べ、「ウクライナは『少し後』ではない。ウクライナは既にこのような大きな悲劇の中にあり、私たちは並行してこれに対処する手段を見つけなければならない」と強調した。

加えて同氏は、戦争によってウクライナへの主要な武器の供給、とりわけ迎撃ミサイルの供給が妨げられており、米国の製造能力の限界から十分な量が届いていないと語った。

写真:大統領府