グテーレス国連事務総長、露宇戦争でエネルギー・インフラを守るための限定的な停戦は可能との見解

国連のグテーレス事務総長は29日、ウクライナのエネルギー・インフラ及び港湾への攻撃を停止させるための、限定的な停戦合意の達成を支持していると表明した。

グテーレス事務総長は、記者会見時にウクルインフォルムのニューヨーク特派員による、ロシアが人道的な破滅を引き起こそうと意図的にエネルギー・インフラ施設を攻撃している中で、ウクライナ国民に何を助言するかとの質問に答える形で発言した。

グテーレス氏は、「私たちはトルコなどと協議を行い、合意達成の可能性を支持してきた」と述べた。

また同氏は、過去に国連はトルコと共に仲介者として、「捕虜交換を例外とすると、ウクライナ危機あるいはロシアによるウクライナ侵攻の文脈で締結に漕ぎ着けた唯一の実効的な合意である、いわゆる『黒海イニシアティブ』」を実現することができたことを喚起した。

同氏はそして、「いかなる爆撃も避けるために、今、類似の合意が締結されるべきだ」と主張し、それは「エネルギー・インフラ及び港湾への爆撃に関する、ある種の限定的な停戦」のことだと説明した。

その上で同氏は、「恐ろしい悲劇を避けるための、限定的ではあるが重要な一歩」となると形容し、特にその爆撃によって人々が苦しんでいると指摘した。

なお、29日、米国のトランプ大統領は、ロシアの首脳プーチン氏に対して、寒気の訪れるウクライナの都市に対する攻撃を1週間にわたり止めるよう要請したところ、プーチン氏が同意したと発言している。