ウクライナ情報機関、ウラジオストク近郊で戦争犯罪を行なった露軍人を殺害=関係者

ウクライナ国防省情報総局は、ウクライナ国民に対して特に残虐な行為を行い、ウクライナ人捕虜を処刑したことの判明しているロシア軍人複数名をロシア沿岸地方で殺害した。

情報総局関係者が伝えた。

情報総局は、ロシア沿岸地方のシトヴァヤで今回の特殊作戦を実施したと伝えた。

そこには、第155独立親衛海軍歩兵旅団第47独立空挺強襲大隊が駐屯しているという。同大隊は、キーウやヴフレダルの近郊、マリウポリ、クルスク方面、ポクロウシク方面での戦闘に参加してきた部隊。第155旅団は、現地住民に対する特別残虐な行為とウクライナ人捕虜の処刑で知られている。

現地時間9時に、軍事施設の駐車場で大きな爆発が生じ、その後もう1度爆発が続いたという。

ロシアの情報空間によれば、爆発現場には多くの車両と特殊部隊員が到着し、ヘリまで出動したという。

シトヴァヤへ入域する境界あたりでは、行政庁舎と駐車場近くの地区が封鎖。地区内の交通は部分的に遮断され、法執行機関職員が全ての車両を検査しているという。

爆発の原因は、「ガス設備での事故」と名付けられているという。

今回の爆発で、複数の死者・負傷者が出ていることが判明しており、目撃者の証言では、多くの救急車が駆けつけているという。

情報総局関係者は、「ウラジオストクの報道機関や情報空間に死亡記事が出るのを待っているところだ」と述べた上で、ウクライナで戦争犯罪を行なった全ての侵略者はその責任を問われることになると改めて指摘した。