ウクライナ軍、露軍の自爆型無人機17機中16機を撃墜 南部で着弾あり

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ウクライナ空軍は、14日未明のロシア軍による自爆型無人機17機の発射に対して、16機を撃墜したと報告した。

ウクライナ空軍がテレグラム・チャンネルで伝えた

発表には、7月13日夜から14日4時にかけて、ロシア軍がウクライナに対して、南・東方面からイラン製攻撃型無人機「シャヘド136/131」17機で攻撃を仕掛けてきたと書かれている。

そして、「南部と東部の州での戦闘の結果、シャヘド16機を撃墜した。また、夜間、空の防衛者たちは、偵察用無人機を1機、また過去24時間では、防空戦力は作戦戦術レベルの無人機6機を破壊した」と伝えられた。

ウクライナ南部ドニプロペトロウシク州のリサク州軍行政府長官は14日、テレグラム・チャンネルにて、同州クリヴィー・リフへの敵の攻撃の着弾があり、男性1名が負傷したと報告した

リサク長官は、「未明、州が敵の無人機で攻撃された。空軍司令部『スヒード』の防衛者は、6機のシャヘドを撃墜した。同時に、空の標的全てを排除することはできなかった。クリヴィー・リフで着弾がある」と伝えた。

これにより、公共企業敷地内の事務所1軒が破壊され、他3軒が損傷、特別車両も破壊されたという。

また、交通企業と2軒の集合住宅も被害を受け、56歳の男性1名が負傷したという。