終戦まで外国軍がウクライナに入ってくることはない=クレーバ宇外相

ウクライナのクレーバ外相は8日、現在のロシア侵略戦争が終了するまでに外国がウクライナ領に軍隊を入れることはないと発言した。

クレーバ外相がテレビ番組「1+1と朝ごはん」の際に発言した

クレーバ氏は、「ウクライナにおける武力紛争が終結するまで外国が私たちの領土に自国軍を入れることはない。さらに、私たちはそれを要請していない。私たちは、武器をくれ、私たちはどうやって戦うかは知っている、と述べている」と発言した。

同氏はまた、ウクライナの北大西洋条約機構(NATO)加盟が現在の戦争を終わらせることはできないとしつつ、しかし加盟は新たな戦争を防ぐことにはなると指摘した。

これに先立ち、ラスムセン前NATO事務総長が、ビルニュスNATO首脳会議にてウクライナに対して安全保証が提供されない場合、一部のNATO加盟国がウクライナへと軍を入れる可能性があるとの見方を示していた。