戦争が続いているため、動員解除は現時点ではない=ゼレンシキー宇大統領

ウクライナのゼレンシキー大統領は6日、同国では戦争が続いているため、動員解除は今のところ行われないと発言した。

ゼレンシキー大統領がキーウでの記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ゼレンシキー氏は、「動員解除に関して話すのは時期尚早だと思う。戦争は続いている」と発言した。

同氏はまた、現在前線では軍人が疲弊した時に交代が行われているとし、それはウクライナ軍総司令官と参謀本部の管理下で実施されていると指摘した。

さらに同氏は、「彼らがそれを行うべきで、彼らがそれを行っている。現場の指揮官は、軍人が何によって生きているのか理解しなければならない。それが大切だ。軍人は、自らの力の可能性を回復しなければならない」と発言した。

なお、ウクライナでは2022年2月24日、ロシアが侵略戦争を始めてから、戒厳令と総動員令が発令されている。

写真:大統領令