ウクライナ南部ノヴァ・カホウカの動物園、白鳥とカモのみ救出

ウクライナ南部ヘルソン州のロシアに占領されているノヴァ・カホウカ市の動物園「おとぎ話の森」は、6日のカホウカ水力発電所のダム決壊により完全に水没。飼育されていた動物の内、救出できたのは白鳥とカモのみだったという。

動物保護慈善団体「UAnimals」がフェイスブック・アカウントで伝えた

報告には、「私たちは、被占領下ノヴァ・カホウカにある動物園『おとぎ話の森』の幹部と話をした。動物園が完全に水没したこと、救えたのは白鳥とカモだけだったということにつき、私たちは確証を得た」と書かれている。

動物園関係者は、同動物園はもはや存在しないと述べたという。

これに先立ち、ソーシャルメディアでは、ノヴァ・カホウカの動物園「おとぎ話の森」が6日の水力発電所爆破により水没し、動物が全て死亡したとの情報が拡散されていた。

これに先立ち、6日、ウクライナ政権は、ロシア軍がウクライナ南部の水力発電所を爆破したと発表した。ヘルソン州では危険な地区からの住民の避難が行われている。