ウクライナ、ロシアとの捕虜交換で106人の軍人を解放

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ウクライナのイェルマーク大統領府長官は25日、ロシアに拘束されていた106人の軍人を帰還させたと発表した。

イェルマーク長官がテレグラム・チャンネルで報告した

イェルマーク氏は、「私たちは106人の私たちの人々を家に帰らせている。彼らは、バフムート方面の戦士たちで、将校8人、兵士や軍曹98人だ」と書き込んだ。

また同氏は、今回解放された者たちの中には行方不明だと思われていた者が多くいると述べた。さらに、「彼らはバフムートを巡って戦い、敵に私たちの東部の奥深くまで攻め込ませない、偉業を行った者たちだ。一人一人が私たちの国の英雄である」と強調した。

さらにウクライナの捕虜扱い問題調整本部は、テレグラム・チャンネルにて、今回さらに、2名の外国籍ウクライナ軍人と1名のウクライナ国籍女性の遺体も返還されたと伝えた

また、同本部は、本日の106名の軍人が帰還する場面の動画も公開した。

今回解放された者の内、68名が行方不明とみなされていた者だったという。

内訳は、98名がウクライナ軍に属す軍人で、内21名が領土防衛部隊に属しており、その他、国境警備隊隊員が7名、国家特別輸送庁軍人が1名解放されたという。

なお、今回の解放の結果、ロシア側から解放されたのは合計2430人となり、その内139名が民間人だと発表された。