ザポリッジャ原発への送電復旧

ウクライナ南部のザポリッジャ原発では、9日未明のミサイル攻撃により外部電源を喪失していたところ、ウクライナの​​電力企業「ウクルエネルホ」社は、同日中にウクライナの電力システムから送電が再開されたと発表した。

ウクルエネルホ社がフェイスブック・アカウントで伝えた

発表には、「ウクルエネルホの専門家は、今日のミサイル攻撃で遮断されていたザポリッジャ原発の送電を回復した。ザポリッジャ原発は自らの需要用電力、ディーゼル発電からウクライナ統合電力システムからの送電に切り替えている」と書かれている。

これに先立ち、9日未明、ロシア軍によるウクライナ各地への大規模攻撃が行われ、キーウ、ハルキウ、オデーサ州、ドニプロ、ヘルソン、ミコライウなどで爆発が確認されていた。その際、ザポリッジャ原子力発電所は、同攻撃の結果、現在外部電源を喪失していた。