ゼレンシキー宇大統領、東部バフムート方面の作戦を「最大の結果を出している場所の1つ」と形容

ウクライナのゼレンシキー大統領は6日、ロシア戦力との間で激しい戦闘の続く東部バフムート方面につき、これまでのロシア占領者との戦いおいて最も多くの結果を出しているものの1つだと形容した。

ゼレンシキー大統領が同日夜の呼びかけ動画にて発言した

ゼレンシキー氏は、バフムート防衛をしている兵士たちに感謝を述べ、「バフムートはこの戦争を通じて、ドンバスを巡る戦い全体を通じて、最大の結果を出している場所の1つだ」と発言した。

また、同氏は、同日最高司令官本部会合を開催したとし、バフムート防衛継続についての問題が同日の会合の主要議題であり、バフムート方面での今後の行動について1時間以上議論したと指摘した。同氏は、会議参加者は、満場一致でバフムートの防衛継続を支持したと発言した。同氏は、「今日、会議で、私は直接、『ホルティツャ』司令官のシルシキー将軍と、ザルジュニー軍総司令官に、今バフムート方面の防衛作戦をどう見ているかについて質問した。撤退すべきか、あるいは防衛を継続し、同市で増強するか。両将軍ともに、撤退しないで増強すると回答した。そして、その立場は、本部メンバーの満場一致で指示された。他の立場はなかった」と発言した。

さらに同氏は、ザルジュニー氏にバフムートにおいて軍人を支援するために、然るべき戦力を見つけるよう述べたと伝えた。

同氏は、「ウクライナに、断念しても良いと述べられる場所などない。私たちの戦士の強靭さと英雄性に価値がないウクライナの塹壕などないのだ」と発言した。

写真:大統領府